愛知産業労働センターでの出来事～だめなんだ

愛知産業労働センターでの出来事

某シンポジウムの展示会に見学に行って参りました。
体調不良のため報告会には参加出来なかったのですが、
展示海上をくるっとひと回りしました。

参加企業が中小企業であり、
今まで県内主力産業である自動車関係に頼り切っていた中で輸出ピンチ状態なので、
やる気が失せるのも理解できるが、10月の信金フェア、11月のナゴヤメッセとは
まるで違う参加企業のモチベーションの低さ。

現在、名古屋で活気があるのは、
ボーイングの新型機787、F22が買えない自衛隊発注のF2戦闘機、自前のMRJの受注が好調の
三菱重工が率いる飛行機産業だけであるが、車とは比べ物にならない高い加工精度を求めらる為、
誰で参入出来るものではない。
重工としても今後の受注拡大、国産旅客機の再開発のためにも、
国内企業の能力開発を行わないといけないので、今回のイベントもその布石のためでもあったのだが、
それ以外の企業も何かビジネス上のヒントを探して来場しているのある。

しかし、展示ブース担当者が、来場者休憩用のイスを占拠しだらけながら身内と談笑する姿や、
ブースで製品の説明を求めても自社の事を的確に説明出来ない社員を立たす企業など、
頑張っている企業もあったのだと思いたいが、全体的に白けた空気が来場者をげんなりさせた。